医者が教える最強の解毒術 という最高の本

これは絶対にもっともっともっともっともっと世の中に広まるべき本です。
35歳以上の人に一人一冊レベルです。


一言で言えば、
健康が大事なのはもちろんですが、
ある病気の悪化によるQOL(生活の質)の
低下を未然に防ぎたい!
といった素晴らしいドクターの著書になります。

その病気というのが
       【慢性腎臓病】
といったものです。

本書によると、実は成人の5人に一人の割合でかかっているとされています。

そして、慢性腎臓病が進行すると…
QOLの低下につながるとされる
       【人工透析
を宣告されます。

人工透析になると、
・週に3回  4〜5時間の透析を行います。
・毎回、爪楊枝くらいの針を2本腕に刺します。
・血液を体外に出し、綺麗にして体内に戻す。
・これを死ぬまで続けなくてはいけない。

と、なります。

健康であっても、QOLは著しく低下します。

著書のドクターは
     (患者を透析にはしない)
を、モットーにしています。
こんなドクターが増えてほしいものです。

本書では、普段の健康診断の内容では慢性腎臓病の発見が遅れるとあります。また、健康診断で見ていない尿検査の項目が非常に重要だとあります。

その項目を見ていて、異常に気づくのが早ければ、人工透析になる前に処置が出来る可能性があります。
この項目は本書で確認してくださいね!

人工透析は病院の利益が大きい部門だと言えます。そのせいかは定かではありませんが、透析にならないように処置をするというドクターは少ないように思います。

著者ドクターのような考えをもったドクターや、病院がもっともっと増えて欲しい。
しかし、読んでいると最近の健康診断結果を見直したくなり、見て…怖くなる…。
とあらゆる感情が溢れ出す一冊です。

ぜひ、読んで下さい。
ぜひ、不安になってください。f:id:gjarake:20210927151734j:plain