パチンコとわたし④

結果、10年以上に渡ってわたしはパチンコに通ってしまった。

 

わたしの場合はパチンコをまったく調べたりしなかったので、ゾーンとか演出とかはまったく分からないままやっていた。アツい演出に期待して外れるのはイライラすると思っていたので…。

 

でも、チャンス中でも平気で台から離れるので…次に座った人がすぐに当てる事もよくあった。

 

それでも、仕事中にパチンコ演出が頭に浮かんできて当たるイメージが浮かんでくれば…仕事が終わったらパチンコに向かっている。ヒドい時には昼から仕事を休んでパチンコ屋に向かう。

休みの日にはパチンコに行きたくて早朝から目覚めてしまう。

そして、給料のほとんどをパチンコに注ぎ込んでしまうようになってしまっていた。

 

パチンコをする前は…服を買いに行くって事をよくやっていた。

パチンコ屋に通い出したら…服は安くて楽なもので良い。って考えになってしまっていた。

たまに、大勝ちしたら2万円くらいの靴を買ったりして嬉しい気持ちになったりもしたが…靴代以上の金額を平気でパチンコに使っていた。

 

そして、パチンコに使う金額がどんどん増えていった。

お金が無くて職場の飲み会に参加出来ない事が増えたり、休憩時間に食べるご飯代がなくてカップラーメンやパンしか買えなくなった。

ヒドい時は、カップラーメンすら買えなくなり…親に借金をするようになった。

【⑤に続く】